世の中にある『名前のわからないもの』。そんな『名前のわからないもの』が展示されているイベントが東京・渋谷で始まりました。一方で、“名前がない現象に名前を付けた”展覧会も…
■湯切りざる 正式名は「てぼ」!? なぜ?意外な説が判明
齋藤慎太郎キャスター:
ラーメンの湯切りをする時に使用するざるは、“てぼ”というそうです。我々には馴染みがないですが、ラーメン界では常識だそうです。
では、なぜ“てぼ”というのでしょうか。“てぼ”を作っている新越ワークスの山後隼人さんによると、「“てっぽうざる”が訛った説が有力」だということです。
なぜそもそも“てっぽう”なのでしょうか。「鉄砲の弾に形が似ているから」という説や、ラーメンも1玉、2玉ということから、「鉄砲に“弾”(たま)を込める」につながった説があります。
井上貴博キャスター:
ざるで問題ないですが、正式名称を知っておくと便利ですね。“てぼ”という言葉を使えると良いじゃないですか。
ホラン千秋キャスター:
「てぼって~」と話していると、みんなに自分は通だと知らせたいのだと捉えてしまいます。
井上キャスター:
客側はおそらく知りませんので、店員に嫌な客だなと思われる可能性があります。
■日常あるあるにも名前が!?
齋藤キャスター:
そもそも、名前がないものに名前をつけた方をご紹介します。
株式会社らふがきの鈴木英治さん、小島隆史さん、丸山晃平さんです。「あの現象に名前を展 DX」を8月24日からミルギャラリー神宮前で開催します。
「よくあるよね」という現象に名前を付けています。具体的に例えをいくつか見てみましょう。
▼「ウーばぁーイーツ」
帰り際、おばあちゃんが色んなものを持ち帰らせようとしてくるあの現象
▼「セミファイナル」
落ちてるセミが急に飛び上がって心臓が爆発しそうになるあの現象
▼「南アメリカンドッグ」
アメリカンドッグの下の部分
▼「ごめんなサイドステップ」
向かってきた人とかわす方向が同じになってめっちゃ気まずいあの現象
などがあるようです。
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