新潟県燕市の市道で20日午後5時前、乗客らを乗せた自動運転のバスが実証実験中に縁石に乗り上げる事故がありました。けが人はいませんでした。

事故を起こしたのは、弥彦村が運行する自動運転のバスです。
弥彦村によりますと、バスは燕市吉田文京町の市道を走行中、交差点付近の縁石に乗り上げたということです。バスには、乗客4人、オペレーター1人、添乗員1人の合わせて6人が乗っていましたが、いずれもけがはありませんでした。

この自動運転バスはオペレーターが常に運転席にいて、状況に応じて手動で運転できるようになっています。当時もオペレーターが運転席にいたということです。

6月に事故を起こした自動運転バス

弥彦村は、自動運転バス2台で実証事業を行っていますが、今年6月にはこのうち1台が電柱の一部に衝突する事故を起こし、現在も修理中です。そして残っていた1台が今回、事故を起こしました。そのため弥彦村は当面、自動運転バスを運休するということです。

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