愛媛県松山市内のごみ処理施設で収集車がピットに転落し、男性が死亡した労災事故で、労働基準監督署は23日、市内の産廃業者などを労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

労基署などによりますと、書類送検されたのは、金城滋商事と取締役の54歳の男性で、去年10月、従業員だった当時41歳の男性に、収集車の最大積載量を越えるごみを運ばせた、労働安全衛生法違反の疑いが持たれています。

男性は、松山市南クリーンセンターで収集車の荷台を傾け中のごみを出す作業中、車ととともに、深さおよそ5メートルのピットに転落して死亡しました。

労基署は、取締役らの認否や、実際のごみの積載量を明らかにしていません。

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