大雨で大きな被害を受けた山形県酒田市の特産、刈屋梨の目揃え会がきょう開かれました。

酒田市のブランド梨「刈屋梨」。

目揃え会は、品質のばらつきなどがないよう、出荷の基準などを生産者が確認するものです。

先月末の大雨で、刈屋地区では河川敷の梨畑が浸水し、全体のおよそ3分の1にあたる9.4ヘクタールが枝が傷つくなどの被害にあいました。

JAの担当者によると梨に泥のついたものは取扱いはできないということですが、
今年は生育がよく、実も大きいものが多いということです。

生産者「なるべくあまり赤いものは集荷しない。土手の外側が(園地が)半分くらいあるのでその何分の1かは泥ついているので集荷できません」

生産者「ブランド維持にやること?生産者は安全で安心な美味しい梨。それだけ頭にあるのは」

JA庄内みどりによりますと、今年は去年よりおよそ50トン少ない104.5トンの出荷を見込んでいます。

刈屋梨出荷組合 佐藤尚人 組合長「いつも通り美味しい梨に出来上がってるので出荷組合の梨をご購入いただければ嬉しく思う」

被害のあった畑は泥の撤去が進んでおらず、収穫の機械が園地に入れないため、手作業での収穫が続けられているということです。

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