一緒に映画館を訪れるのは初めてという親子もいました。
人工呼吸器など、日常的な医療ケアが必要な子どもたちとその家族が、映画を楽しむ上映会が名取市で開かれました。

「イオンシネマ名取」で開かれた人気アニメの上映会には、難病や障害のある子どもたちとその家族およそ40人が参加しました。
この上映会は、普段、外出することが難しい子どもたちのために仙台のNPO法人が企画したもので、去年に続いて2回目の開催です。

参加者は、たんの吸引など医療ケアを行いながら、映画を楽しんでいました。
参加した親子:
「息子が初めての映画館なので、是非家族で参加できれば」
「普段なかなか出来ないことなのでとてもうれしい」


認定NPO法人フローレンス仙台支社・古山由華マネージャー「医療的ケアを持つ子どもは24時間ケアが発生する。数少ない、家族全員で楽しめる機会として、今回の映画を楽しんでもらいたい」

主催したNPO法人では、今後、野球などのスポーツ観戦も行いたいとしています。
NPO法人によりますと、医療ケアが必要な子ども「医療的ケア児」は、全国でおよそ2万人いて、県内でも333人いるということです。

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