中学校・高校の生徒が、JR岡山駅の構内アナウンスで注意を呼びかけました。特殊詐欺などの被害を防止しようというものです。

「最近、SNSやバナー広告などから被害に発展するSNS型投資詐欺、ロマンス詐欺の被害が増えています」

JR岡山駅の構内アナウンスで啓発活動を行ったのは、山陽学園の中高生ボランティアです。生徒らが呼びかけることで幅広い世代に電話による特殊詐欺や、急増するSNS型ロマンス詐欺などへの関心を高めてもらおうというものです。きょう(20日)は生放送で行い、あすから約1か月間は、録音した生徒の声を駅のホームで流す予定です。

(山陽学園中学校 津田莉緒奈さん・中3)
「声だけで皆さんに情報を届けるので、ひとつひとつ気持ちを込めて分かりやすく伝えたいと思います」

(岡山中央警察署 浅野充地域安全官)
「通常通りの広報よりも、少し一歩踏み込んで、心に届く広報活動ができるのではないか、ということで被害防止には十分効果があると」

生徒のアナウンスは岡山駅のほか、山陽本線の岡山ー東岡山間の電車内でも約1か月間流れるということです。

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