青森県警察本部に勤務していた50代の警視が、2024年5月、部下にパワーハラスメントを行ったとして所属長訓戒の処分を受け、依願退職していたことが分かりました。

県警によりますと、県警察本部に勤務していた50代の男性警視は、2024年5月に3回行われた組織内の飲み会で部下1人に対し、他の職員がいる前で頭を手で叩いたり、わき腹をこぶしで小突いたりしました。

また、人格や能力を否定するような叱責をしたということです。

内部からの情報を受けて県警が調査した結果、一連の行為はパワーハラスメント、いわゆるパワハラ“”に当たるとして、8月1日付けでこの男性警視を所属長訓戒処分としました。当時、男性警視は酒に酔っていたということです。

県警の調査に対し、男性警視は「部下や同僚には大変申し訳ない。同じ所属の後輩に期待し、かわいがっていたので許されると思った」と話していて、既に依願退職しています。

県警は「再発防止に努めていきたい」とコメントしています。

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