7月、大阪で2つのSNS型投資詐欺グループの拠点が全国で初めて摘発され、これまでに90人以上が逮捕されている事件で、警察は新たにリーダー格の男2人を逮捕しました。

 逮捕されたのは大阪市中央区の無職・中尾裕大容疑者26歳ら2人です。

 中尾容疑者らは今年5月中旬から7月下旬までの間、20歳代の男性から投資取引に関する指導料や商材購入名目で現金をだまし取ろうとした詐欺未遂の疑いがもたれています。

 中尾容疑者らは若い女性になりすましたSNSアカウントでブランド品などの写真を投稿したうえで、

 ダイレクトメッセージで被害者と接触する手口を繰り返しており、為替相場の上げ下げを予想して投資する金融取引、「バイナリーオプション」についての虚偽の商材を購入させていたとみられています。

 警察は2人の認否を明らかにしていません。

 2つの詐欺グループによる被害者は少なくとも150人で、被害金額は9億5000万円以上にのぼるとみられ警察は事件の全容解明を急いでいます。

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