2024年5月、青森県内のアパートで、20代の女性に同意を得ずにわいせつな行為をしたとして、警察は20日、31歳の自衛官の男を逮捕しました。

不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、陸上自衛隊青森駐屯地の3等陸曹・大山洋介容疑者(31)です。

大山容疑者は2024年5月12日の午前0時10分頃~午前1時50分頃までの間に、青森県内のアパートで20代の女性に同意を得ることなくわいせつな行為をした疑いが持たれています。

警察の調べによりますと2人は事件直前まで面識はなく、当日、警察に被害を訴えた女性からは睡眠作用のある薬の成分が検出されたということです。

このため、警察は大山容疑者が何らかの方法で女性に薬を摂取させたとみて捜査を続けています。

警察の調べに対し、大山容疑者は「薬を飲ませていないし、悪いことはしていない」と容疑を否認しているということです。

今回の件を受けて、陸上自衛隊青森駐屯地司令の岡部健陸将補は、
「日頃から隊員に対する指導を徹底してきたなかで今回このような事案が生起したことを大変重く受け止めております。今後警察の捜査に協力するとともに事実関係を明らかにし、隊員指導を徹底して同種事案の絶無と信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

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