気象庁によりますと、台風第9号はきょう(19日)午後6時には久米島の北西約110キロにあって、1時間におよそ25キロの速さで北へ進んでいます。

中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで、中心の南東側280キロ以内と北西側165キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。

今後、台風は勢力を維持しながら東シナ海を北上する見込みです。

今後の進路は【画像①】の通りです。

【画像①】

台風の中心は

あす(20日)午前6時には東シナ海
中心の気圧は998ヘクトパスカル
中心付近の最大風速は20メートル、
最大瞬間風速は30メートル

あす(20日)午後6時には黄海
中心の気圧は998ヘクトパスカル
中心付近の最大風速は20メートル、
最大瞬間風速は30メートル

台風はこの後、熱帯低気圧に変わり、

あさって(21日)午後3時には朝鮮半島
中心の気圧は1000ヘクトパスカル

が予想されます。

全国各地の天気への影響は?

雨や風は?【画像②~⑨】は今後16日間の主要エリアの天気の予想です。

【画像②】
【画像③】
【画像④】
【画像⑤】
【画像⑥】
【画像⑦】
【画像⑧】
【画像⑨】

[雨の予想]
沖縄地方では、引き続き雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。予想よりも雨雲が発達した場合や停滞した場合には、警報級の大雨となるおそれがあります。

19日18時から20日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
 沖縄地方 80ミリ
   
[風の予想]
沖縄地方と奄美地方では、引き続き、非常に強い風や強い風が吹く所があるでしょう。

20日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)
  沖縄地方 20メートル(30メートル)
  奄美地方 15メートル(25メートル)

[波の予想]
沖縄地方と奄美地方では、引き続き、海上はうねりを伴い、しけとなる所があるでしょう。
 
20日にかけて予想される波の高さ
  沖縄地方 4メートル うねりを伴う
  奄美地方 4メートル うねりを伴う
 
[防災事項]
沖縄地方では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

また、沖縄地方と奄美地方では、強風やうねりを伴った高波に注意してください。

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