新潟県佐渡市の拉致被害者・曽我ひとみさんが小中学校の職員に向けて講演し、「家族の大切さ」と拉致被害者救出への思いを訴えました。

曽我ひとみさんは南佐渡中学校に集まった小中学校の職員に向けて講演を行いました。46年前の1978年に母親のミヨシさんと一緒に自宅近くから北朝鮮に拉致された曽我ひとみさん。今も帰国が果たせていない母・ミヨシさんは92歳になりました。

曽我ひとみさん
「母の年齢を考えると、そんなに長くは待てない。ごく近い未来ということになります」

拉致問題について「拉致被害者が老齢期に差し掛かっている」と解決を訴えました。

参加した職員
「誰にでも起こり得ることなんだと、自分ごととして考えてもらえるように伝えていきたいと思います」

曽我さんは参加した職員に対し「家族を大切にしてほしい」と子どもたちに伝えてほしいと話していました。

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