元日本代表で名古屋グランパスOBの本田圭佑選手(38)が考案した、4人制サッカー大会が17日、愛知県豊田市で開かれました。

(本田選手)
「監督がいない、親が何も指示出せない。勝つためには自分たちで考えて戦略を決めてやらないと勝てないことがわかったはずです」

本田圭佑選手考案の4人制サッカーの全国大会「4v4(フォーブイフォー)」。

17日、開かれた12歳以下の愛知大会では22チームが参加し、全国大会への切符を争いました。

この大会はこれまでのサッカーの常識を覆す内容で、シュートは20秒以内に打たなければいけません。そして最大の特徴はチームに監督がいないこと。選手だけで戦術を考えさせることが狙いです。

本田選手が会場に入ると子どもたちは大興奮。38度を超える猛烈な暑さの中、豊田市で繰り広げられた熱戦を、本田選手は真剣な表情で見つめていました。

(本田選手)
「きょうは疲れたと思うので、この後、どんなご飯を食べるのか。そこから勝負は始まっています。iPadやゲームばっかりして夜更かししないように。夜更かしする気満々の子いるでしょ、すでにこの中に。この「4v4」の10分だけじゃなくて、1日24時間、自分で何をするのか戦略的に決めていくんです」

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