茨城県水戸市に住む50歳の女性が、SNSを通じて知り合った中国籍を名乗る男などから現金あわせて1750万円をだましとられました。男は「豊かな付き合いをしましょう、将来の奥さん」などと言って、中国語のできる女性に恋愛感情を抱かせていたとみられます。

警察によりますと、先月中旬、水戸市内の50歳の女性のもとに突然、中国籍を名乗る男からSNSを通じてメッセージが届き、やりとりするうちに儲け話をもちかけられたということです。

女性は男から「豊かな付き合いをしましょう、将来の奥さん」などと言われ、恋愛感情を抱くようになり、男の言葉を信じて男などが指定した口座に合わせて1750万円を振り込みました。

今月9日、女性が100万円を振り込んだ後、男から「あなたのことをだましていた」という趣旨のメッセージが届いたことから、女性が警察に相談し被害が発覚しました。

警察は、恋愛感情を抱かせた上で金銭をだまし取る「ロマンス詐欺」とみて捜査しています。

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