広島県呉市で19日、乗用車が車椅子をはねる事故がありました。

事故があったのは、広島県呉市吉浦東本町1丁目の国道31号線です。

警察によりますと、19日午前8時40分ごろ、国道を西進していた乗用車が、車椅子に乗って横断歩道を北向きに渡っていた男性(55)をはねたということです。

乗用車を運転していた無職の男(75)はその場で過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕されました。警察の調べに対し、男は「ぶつかってしまったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。

現場は横断歩道と信号機のある交差点で、事故当時、乗用車側の信号は赤、歩行者(車椅子)側の信号は青だったということです。

車椅子の男性は重傷見込みで病院に搬送されていますが、命に別状はないということです。

警察は事故の詳しい原因を調べています。

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