18日午前、北海道東部の標津町の忠類川で、川下りをしていたカヌーが転覆、死亡した男性は、札幌市の54歳の医師と判明しました。

 18日午前10時半ごろ、標津町の忠類川で、カヌーで川下りをしていた男性から「兄と一緒にそれぞれのカヌーに乗って川下りをしていたところ、カヌーが転覆して兄の行方がわからない」と警察に通報がありました。
 警察によりますと、午前9時ごろ、それぞれのカヌーが転覆し、通報した男性は自力で陸に上がりましたが、兄とみられる男性の行方がわからなくなりました。

警察のヘリコプターが発見時、男性はうつ伏せで川に浮かぶ

 警察や消防などが捜索にあたり、午後1時ごろ、警察のヘリコプターが上忠類橋の5キロほど上流で、うつ伏せで川に浮かぶ男性を発見したものの、搬送先の病院で死亡が確認されました。

水深は最も深いところで1メートルほど

 その後の警察の調べで、死亡したのは札幌市西区福井の医師、倉島庸(よう)さん54歳と判明しました。

ライフジャケットを着用

 倉島さんはライフジャケットを着用していて、転覆~発見付近の水深は、最も深いところでも1メートルほどだったということで、警察が引き続き事故の状況を調べています。

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