被災したふるさとを盛り上げようと、女川町で8月18日、若者たちが企画した夏祭りが初めて開かれ、参加した人たちが櫓を囲んで盆踊りを楽しみました。

「おながわ盆踊り」と銘打ったこの夏祭りは、町内の30代の若者を中心とした実行委員会が初めて開催したものです。

流行りの曲に合わせ、オリジナルの振り付けで踊る「NEO盆踊り」という新しい試みも。

手作りのミラーボールが雰囲気を盛り上げ、参加した人たちが思い思いに盆踊りを楽しんでいました。

参加者「女川アツい。最高です」

参加者「若い人たちがこんなにがんばっている。驚き感動しています」

おながわ盆踊り実行委員会奥津圭祐実行委員長「みなさんが笑って夏の夕暮れ時に町民が集まることはない。(来年以降は)もっともっと満足度の高いものになっていけば」

女川町では、震災の津波で櫓が流されたり、町民が高齢化したことなどから、盆踊りを開催する地域は、震災前の半分以下に減少したということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。