長野市で17日夕方、福祉サービスの送迎車両が燃え、80歳代と100歳代の利用者と、50歳代の職員のあわせて3人がやけどをしました。

全員、搬送時に意識はあったということです。

火事があったのは長野市の大豆島(まめじま)東団地で、17日午後4時に「介護の車両が燃えている」と消防に通報がありました。

炎を上げる車両(視聴者提供)


近所の人や消防によりますと、近くの運動場にいた人などが駆けつけて初期消火や救助を行ったほか、消防車9台が出て消火にあたり、火はおよそ30分後に消し止められました。


この火事で、ワンボックスの福祉車両1台が燃え、自宅への送迎途中とみられる100歳代の女性利用者と80歳代の男性利用者、それに車を運転していた50代の女性職員のあわせて3人がやけどをして病院に運ばれました。


火事を目撃した人は、「車が炎に包まれていて、ボンボンと5回くらい爆発音がした」、「助けた人たちが『救急車来るよ』などと言って、やけどをした利用者を励ましていた」などと話していました。


警察と消防が、火が出た状況を調べています。

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