旧盆を迎え、県内各地でさまざまな催しが行われています。

旧盆初日の「ウンケー」の16日、沖縄市の南桃原青年会は夕方から住宅街を「道ジュネー」しながら、威勢の良いかけ声とともにエイサーを披露しました。

「久しぶりのエイサーだったから楽しかった」
「今年もこの時期が来たのかなと思って、楽しくご先祖様を迎えていると思う」

沖縄市南桃原青年会・祖堅諒弥会長
「曲に途切れがなく、太鼓のバチ捌き、女の子のしなやかな踊りが特徴です。青年会一同、頑張っていきます」

青年会のメンバーはダイナミックな演舞で先祖の霊を盛大に迎えていました。

一方、石垣島では"あの世"からの使者が先祖を供養する「アンガマ」が交通安全に一役です。

16日に八重山警察署に現れたウシュマイ(老翁)とンミー(老婆)は念仏踊りなどを披露したあと、独特の裏声を使った方言で交通事故防止を訴えました。

ウシュマイ
「あの世から帰ってくるとき、スピードを出している車がいっぱいあって、交通ルールをしっかり守りましょう。お願いいたします」

家々を訪問するアンガマ行事はウークイの18日まで、石垣島や竹富町の島々で行われます。

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