大分県由布市の飲食店で患者が458人にのぼる集団食中毒が発生しました。

今月3日から12日にかけて大分県由布市の「旅館 黒嶽荘」で食事をした人に発熱や嘔吐などの症状が相次ぎ、県はノロウイルスによる集団食中毒と断定しました。検査の結果、患者の数が大分県内で過去4番目に多い458人にのぼることが分かりました。

県は黒嶽荘に対し、15日までの3日間、営業停止命令を出しました。

検査の結果、湧水を飲んだだけの人からもノロウイルスが検出されました。県は湧水が汚染されていた可能性があるとして、黒嶽荘の利用者に対し、持ち帰った湧水は飲まずに、体調が気になる場合は保健所に連絡するよう呼びかけています。

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