臨時情報発表中に開催の阿波おどり。徳島県の後藤田正純知事は「課題が散見された」と指摘しました。

 徳島市の阿波おどりは8月8日に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されたことを受け、避難ルートを示した地図が会場の中に貼られるなどの対応がとられました。後藤田知事は16日、自ら会場を訪れたとしたうえで、避難経路の導線が狭いなど「課題がある場所も散見された」と指摘しました。

 (徳島県 後藤田正純知事)「例えば、避難誘導する係がいったい誰なんだろうとか、この人たちは本当に訓練されているのかとか。(地震が)今起こったらどうしようという感覚で私はずっといました」

 また、南海トラフ地震臨時情報への対応などを知っていたかも含め今後、県民にアンケート調査を行いたいとしています。

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