山梨県が検討を進める富士山登山鉄道構想について国中地域の団体が建設に反対する知事あての陳情書を県に手渡しました。

この構想は富士スバルライン上にLRT、次世代型の路面電車の整備をめざすもので県が検討を進めています。

16日は主に国中地域の住民らでつくり、顧問に自民党系の市長経験者のほか、現職の県議会議員も名を連ねる団体が、建設に反対する陳情書を県に提出しました。

陳情書では富士山は活火山で噴火が起きれば鉄道では迅速な避難ができないなどとして人命第一を考え、長崎知事に構想の中止を求めています。

団体は今後、構想に反対する署名を集めるとともに富士北麓地域で活動する別の団体とも連携するということです。

陳情書を受け取った県の担当者は「内容をしっかりと確認したい」としています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。