競馬予想会社の営業職員を名乗る男性から「確実に当てることができるレースが存在する」などと言われ、児湯郡に住む50代の男性が、現金539万円をだまし取られる被害がありました。

警察によりますと、被害者の男性は、今年4月ごろ、競馬予想会社の営業職員を名乗る男から電話があり、「確実に当てることができるレースが存在する」などと言われ、指示通りレースのライブ中継を見たところ、その予想が当たったということです。

さらに男性は男から「今年5月20日に開催される競馬レースも必ず的中し、2200万円の払い戻しを受けられる」という話を持ちかけられました。

男を信用した被害者の男性は、馬券の配当金や運用のための投資会社サイトに会員登録し、当たり馬券の情報提供代として7回に分け現金 合計539万円を男が指定した口座に振り込んだということです。

被害者の男性は、競馬予想会社から情報提供を受けた今年5月20日のレースではずれ、男に説明を求めたところ、「調査します」と言われたまま連絡が取れなくなったことから、弁護士や警察に相談し、今回の詐欺が発覚しました。

警察は、「絶対当たる」などといったうたい文句は信じず、詐欺を疑ってほしいと呼びかけています。

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