青森県三戸町で見つかった「野生のイノシシの死がい」から豚熱の感染が確認され、県が養豚業者に感染防止対策の徹底を呼びかけています。県内で「豚熱」が確認されたのは2例目です。

県によりますと、8月14日、三戸町で野生のイノシシが死んでいるのが見つかったと、町役場から八戸家畜保健衛生所に連絡がありました。

その後、県が死がいの遺伝子検査をしたところ「豚熱」の陽性反応が示され、16日、国が感染を確認しました。

感染したイノシシの死がいが見つかった場所から、半径10キロ以内にある養豚場は1か所で、これまでに異常はないということです。

県内での「豚熱」の感染確認は8月6日に階上町で確認されて以来2例目で、県は「豚熱のウイルスが広い範囲で県内に入ってきている」として、改めて養豚業者に感染防止対策の徹底を呼びかけています。

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