8月、宮城県塩釜市にあるすし店ですしを食べた20代の女性が腹痛などを訴え胃からアニサキスが見つかりました。仙台市は食中毒と断定しこの店に対し、1日間、生食用の魚介類の取り扱いを停止させる処分を出しました。
営業の一部停止処分を受けたのは塩釜市にあるすし店です。仙台市によりますと、20代の女性は8月12日午前1時頃、この店でマグロ・ヒラメ・カツオのすしを食べたところ、およそ2時間後に下痢や腹痛の症状が出たということです。
女性が仙台市内の医療機関を受診したところ、胃から寄生虫のアニサキスが検出されました。原因と考えられる食品が、この店でのすしだけだったことなどから、市は食中毒と断定し、この店に、16日の1日間生食用の魚介類の取り扱いを停止する処分を出しました。
アニサキスはアジやイカなどの魚介類に寄生していて、市は魚介類をマイナス20度で24時間以上冷凍したり70度以上で加熱したりして食中毒の予防を徹底するよう呼びかけています。
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