早明浦ダムの貯水率が低下していることから、香川用水への供給量を20%減らす第一次取水制限が始まりました。

きょう(16日)午前9時、香川県庁に節水を呼び掛ける看板が設置されました。早明浦ダム周辺の8月の降水量は、例年の10分の1程度ということで、貯水率はきょう(16日)午前0時の時点で65.4%となっています。

香川県では、独自の対策として庁舎にある約130ヶ所のトイレで、洗面台の水圧を通常の半分に調整するなどの節水に取り組みます。

(香川県水資源対策課 小塚武司課長)
「今後、まとまった降雨がなければ厳しい状況にはなると思います。ひとりひとりができることから節水に取り組んでほしい」

取水制限により直ちに県民への影響はありませんが、早明浦ダムの貯水率が回復しなければさらなる制限が検討されるということです。

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