収穫を控えたシャインマスカットの盗難被害が相次いでいます。

山梨市と甲斐市で約2300房180万円相当が盗まれ、警察が窃盗事件として捜査しています。

収穫を控え、大きく育ったブドウのそばにある…切り取られた痕。

盗難の被害があったのは山梨市江曽原の畑です。

15日の午後1時ごろ、管理する男性が畑を訪れたところ、シャインマスカットがほとんど無くなっていることに気づき警察に通報しました。

男性によりますと、盗まれたのはシャインマスカット約400房で、9月上旬にある収穫体験のために育てられたものでした。

被害額は40万円に上ります。

被害にあった畑の管理者:
「袋の上から切られてしまっているんですけど、プロであれば本来は上の部分から収穫をするんですけれども、おそらく盗っていった人は焦って盗ったのか、素人かのどちらかかなと思います」

男性は警察に被害届を提出しています。

さらに甲斐市でも…

14日の朝、農家の親族がブドウ畑を訪れたところ、育てていたシャインマスカット約3000房のうち、半数以上が無くなっていることに気付き、通報しました。

警察によりますと、盗まれたのはシャインマスカット1890房で、被害額は141万円に上ります。

13日の正午ごろまで異常はなかったということで、警察は窃盗事件として、捜査しています。

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