いじめや虐待など子どもたちの相談に無料で応じる「こどもの人権相談」について、法務省は今月21日から1週間、受付期間を延長します。

夏休みの終わり頃から子どもたちが不安や悩みを持ちやすくなるためで、法務省人権擁護局は「どんな悩みでも構わないので、一つでも多くの悩みを相談してほしい」と利用を呼びかけています。

「こどもの人権相談」は通常、平日の午前8時半から午後5時15分まで電話やLINEでの相談を無料で受け付けていますが、今月21日から27日までの1週間に限って対応時間を延長し、▽平日は午後7時まで、▽土日も午前10時から午後5時まで受け付けます。

電話相談は(0120・007・110)で、通話料金は無料です。

また、LINEでの相談は、「法務局LINEじんけん相談」を「友だち」に追加すれば、相談できます。

法務省人権擁護局によりますと、去年1年間の相談件数は1万9251件に上り、毎年、お盆明けから月末までに寄せられる相談件数は、ほかの期間のおよそ1.6倍に上るということです。

小泉龍司法務大臣はきょう(15日)の記者会見で、「悩みを相談していじめが解消し、学校に通えるようになった人はたくさんいる。新学期に不安を感じている人は悩まずに相談をしてほしい」と話しました。

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