先週、宮城県内で手や足、口の中などに発疹ができる「手足口病」に感染した人は、依然として県全体で警報レベルを上回っています。

手足口病は5歳以下の子どもに多く手や足、口の中などに発疹ができる感染症です。宮城県によりますと8月11日までの1週間に県内55の定点医療機関で手足口病と診断された人は924人と前の週に比べて5人減りました。1医療機関あたりの感染者数を保健所別でみると石巻が25.17人、仙南が24.5人などとなっていて全ての保健所管内で警報レベルの5人を大幅に超えています。

また、乳幼児を中心に夏に流行しやすい感染症「ヘルパンギーナ」の県内の新規感染者数は55定点医療機関であわせて110人で前の週から43人減ったものの、仙南と大崎保健所管内で警報が継続しています。

一方、県内で先週、新型コロナと診断された人は91定点医療機関で1076人で前の週より153人減り、1医療機関あたりの感染者数の平均は県全体で11.82人でした。

県は、去年のお盆明け感染者数が急激に増えたことなどを踏まえ、手洗いや換気など基本的な対策を徹底するよう呼びかけています。

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