今年4月の鹿児島市議会議員選挙で初当選した下玉利奈津子議員が15日、体調不良を理由に、議長に辞職願いを提出しました。辞職に伴い、12月に任期満了となる鹿児島市長選に合わせ、補欠選挙が行われる見通しです。

元教員の下玉利奈津子さん(49)は、今年4月の鹿児島市議会議員選挙で公共交通の充実やオーガニック給食実現などを訴えて、3000票余りを獲得して定数45に対して33位で初当選しました。

市議会事務局によりますと、下玉利さんは15日、「一身上の都合」を理由に議長に辞職願を提出し、議長が許可したたため、あす16日に辞職することになりました。

下玉利さんによりますと、今年5月から体調不良となり、7月の行政視察や常任委員会を欠席していたということです。

下玉利さんは、「選挙で応援してくれた方には感謝をしている一方で、議員活動ができなくなり力不足で申し訳ない」とコメントしています。

市選挙管理委員会によりますと、下玉利さんの辞職に伴い、12月に任期満了となる鹿児島市長選に合わせ、補欠選挙が行われる見通しです。

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