広瀬めぐみ参議院議員が公設秘書の給与をだまし取った疑いがある詐欺事件で、広瀬議員が東京地検特捜部の任意の事情聴取に、公設秘書の勤務実態がなかったことを認めていることが分かりました。

自民党に所属していた広瀬めぐみ参議院議員は、公設第1秘書である男性の妻を公設第2秘書として届け出ていましたが、妻には勤務実態がなく、国から給与およそ400万円をだまし取った疑いがもたれています。

その後の関係者への取材で、広瀬議員が東京地検特捜部の任意聴取に、公設第2秘書の勤務実態がなかったことを認めていることが新たに分かりました。

広瀬議員本人は特捜部の家宅捜索を受けた先月30日に、自宅前で報道陣に「しっかりと説明させていただく」と話して以降、事件について説明していません。

特捜部はすでに広瀬議員の議員会館事務所などへの家宅捜索を行ったほか、事務所関係者への任意の事情聴取を進めていて、事件の全容解明を進めているものとみられます。

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