長野県富士見町の旅館で、7月29日から31日にかけて食事をした25人が、食中毒の症状を訴えました。

諏訪保健所は、カンピロバクターが原因の食中毒と断定し、旅館に対し8月14日から3日間の営業停止を命じました。

食中毒があったのは、富士見町入笠山の旅館「マナスル山荘新館」で、7月29日から31日にかけて食事をした千葉県、神奈川県、東京都に住む35人のグループうち、10代から30代までの男女25人が、下痢や腹痛、発熱などの症状を訴えました。

松本保健所や自治体が行った検査で、患者の便や旅館の水からカンピロバクターが検出され、患者は全員快方に向かっているということです。

患者は、提供された食事のほか、旅館の水で作った麦茶を飲んでいたということです。

管轄する諏訪保健所は、カンピロバクターが原因の食中毒と断定し、旅館を14日から3日間の営業停止処分としました。

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