北朝鮮に拉致された被害者の早期救出を求め、熊本市で署名活動が行われました。

8月13日、熊本市の下通で訴えたのは、平野(ひらの)フミ子さん(74)です。

増元るみ子さんの姉 平野フミ子さん「るみ子に会うまでは諦めないという気持ちでおります」

1978年8月12日、平野さんの妹、増元(ますもと)るみ子さん(当時24歳)と、市川修一(いちかわ しゅういち)さん(当時23歳)が、鹿児島県の吹上浜で北朝鮮に拉致されました。二人は夕日を見るために出かけていたということです。

浜辺には、修一さんの車と、るみ子さんのサンダルが残されていました。

平野さんや『救う会熊本』のメンバーたちは、「みなさんの署名が政府を動かす力になる」と呼びかけました。

フミ子さん「妹たちを1日も早く日本に取り戻すべく政府に動いてもらうためには、この方法しか私たちは分かりません」

集まった180の署名は政府に提出されます。

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