小林製薬は「紅麹サプリ」をめぐる健康被害の問題で、新たに11人報告漏れがあったことを明らかにしました。

小林製薬の「紅麹サプリ」をめぐっては、これまで把握していた5人以外にサプリを摂取し亡くなった105人が死亡との因果関係の調査対象となっています。

きのう、オンラインで会見を開いた小林製薬の山根社長らは、これまで国に報告していた死亡の申し出の数に11人分の報告漏れがあったことを明らかにし、「社内での扱いが徹底できていなかった」と謝罪しました。

小林製薬 山根聡社長
「目の前の事象を踏まえた想像力が欠けていたということであるかと。正確な内容をもってご報告できますよう、再度徹底して確認作業を継続し、体制を強化してまいります」

11人のうち、5人は小林製薬の紅麹関連製品を摂取していなかったことがわかっていて、残りの6人のうち、2人は摂取の有無を確認中、4人は因果関係の調査を進めているとしています。

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