広島市中区のコンビニエンスストアで5日未明、男が刃物のようなもので店員を脅し、タバコ5箱を奪った強盗事件で、警察は13日、無職の男(23)を強盗の疑いで逮捕しました。

強盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定・無職の安部弘志容疑者(23)です。

警察によりますと、安部容疑者は5日午前1時10分ごろ、広島市中区舟入幸町のコンビニエンスストアで、レジカウンターにいた女性店員(48)に、カッターナイフと思われる刃物のようなものを示して「金を出せ」などと言って脅し、タバコ5箱を奪った疑いがもたれています。

警察の調べに対し、安部容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

安部容疑者は13日午後0時55分ごろ、海田町の商業施設の店内を歩いているところを、行方を追っていた捜査員が発見。職務質問のうえ、広島中央署で任意で事情を聞いていました。

捜査員が発見した際、安部容疑者は5日にコンビニに訪れたときと同様のカバン、帽子、サンダルを着用していて、所持金は30円だったということです。

警察は事件の詳しいいきさつを調べています。

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