2021年12月頃から2022年1月頃までの間、勤務先の札幌市北区の薬局から売上金120万円を盗んだとして、29歳の男が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定の飲食店従業員、藤林柊斗容疑者29歳です。

藤林容疑者は、2021年12月頃から2022年1月ごろの間、当時勤務していた札幌市北区の薬局から売上金を29回に渡り約120万円盗んだ疑いが持たれています。

警察によりますと、藤林容疑者は、その日の営業を終えて売上金を清算する際に犯行に及んでいたということです。

被害に気づいた薬局側が調査し、藤林容疑者に確認したところ、藤林容疑者が盗んだことを認めたということです。

そして藤林容疑者は「弁済する」などと話していましたが、その後、連絡が取れなくなり、薬局側は2022年12月に「元従業員が会社の売上金を横領していた」と警察に被害を届け出ました。

警察は裏づけ捜査を進め、今年7月3万円を盗んだ疑いで逮捕し、その後、余罪を捜査する中で120万円を盗んだ容疑も固まり、13日再逮捕しました。

取り調べに対し、藤林容疑者は「盗んだ金をFX投資やオンラインカジノに使った」と話し、「一気に儲けて借金を返済しようと思った」などと容疑を認めているということです。

薬局側の被害は500万円を超えているということで、警察は、余罪の裏付け捜査を進めています。

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