2019年4月から2021年6月の間、北海道旭川市から生活保護費を約510万円をだまし取ったとして40代の夫婦2人が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、旭川市豊岡9条7丁目の飲食店従業員、三上亨一(こういち)容疑者48歳と、妻の絵利容疑者46歳の2人です。
2人は、2019年4月から2021年6月までの間、29回にわたり旭川市から生活保護費約510万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、2021年7月に旭川市から「不正受給しているようだ」と警察に相談があり、警察は捜査に着手。
その結果、2人は知人から病気の治療費名目で十分な仕送りを受けていたことが判明し、警察は裏付け捜査を進め、容疑が固まったということです。
警察は、2人の認否を明らかにしていません。
2人は、2018年4月から2019年3月までに受け取った生活保護費217万円についても、7月に詐欺の疑いで逮捕されていて、警察はさらに余罪がないか調べを進めています。
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