今年上半期の東京都内での特殊詐欺の被害額がおよそ47億円となり、年間の被害額が過去最多を超えるペースとなっていることがわかりました。

警視庁によりますと、今年上半期の振り込め詐欺などの「特殊詐欺」の認知件数は1538件で、被害額はおよそ46億6000万円に上ったということです。

いずれも去年の同じ時期より増えていて、過去最多の被害額となった2018年を上回るペースです。

このほか、「SNS型投資詐欺」と「ロマンス詐欺」の被害額は半年間でおよそ86億円に上り、去年1年間の被害額をすでに30億円あまり上回っています。

警視庁は、対面せずにSNSのみでやりとりするケースが多いことなどが被害急増の要因になっているとしています。

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