気象庁は13日、南鳥島付近にある熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風に変わる見込みだと発表しました。台風になれば、8月に入って4個目となります。
日本の東の海上を北上する見込みですが、日本に近づく恐れは少なそうです。

この熱帯低気圧は13日正午現在、南鳥島近海にあって、ゆっくりとした速さで北北東に進んでいるとみられます。中心気圧は1004hPa、中心付近の最大風速は15m/s、最大瞬間風速は23m/sです。

熱帯低気圧は今後、日本の東の海上を北上し、14日正午までには“台風8号”になるとみられます。ただほとんど発達することなく、15日の午前9時には日本の東の海上で熱帯低気圧に変わる見込みです。

台風にはアジア太平洋地域の国々がつけた名前が付けられていますが、“台風8号”となった場合は、中国語で「(孫)悟空」という意味の『ウーコン』と名付けられる見込みです。

8月4個目の台風となりそうですが、“台風8号”による日本への影響は少なそうです。
一方で、日本の南から向かってくる「台風7号(アンピル)」の動きが心配されます。

今後の気象情報に注意してお過ごしください。

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