徳島市にあるマンションで高齢の男性を殺害したとして男が逮捕された事件で、男が証拠隠滅のために消火剤をまいた可能性があることがわかりました。

 自称・動画配信業の野崎貴広容疑者(37)は、8月3日ごろ、徳島市内にあるマンションの部屋などで住人の矢武健治さん(76)に暴行を加え殺害した疑いが持たれています。

 警察によりますと、野崎容疑者が「マンションに置いてあった消火器を使って矢武さんの部屋に消火剤をまいた」という趣旨の話をしていることがわかりました。2人の間には金銭トラブルなどがあったとみられていて、警察の調べに対し野崎容疑者は「暴力は振るったが殺意はなかった」と容疑を否認しているということです。

 警察は、野崎容疑者が消火剤をまいて証拠隠滅を図った可能性もあるとみて捜査しています。

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