岩手県に上陸した台風5号の影響で宮城県石巻市内の海水浴場では、砂浜にカキ殻や木が流れ着き、13日の遊泳が禁止となりました。

石巻市北上町の白浜海水浴場では13日朝、運営組合のスタッフたちが、カキ殻や木を取り除いていました。北上川の河口に近いこの海水浴場では、上流の岩手県で大雨が降るたびに木やヨシが流れ着きます。今回は近くの防波堤などに付着していたカキ殻も大量に流れ着き、撤去作業のため、13日の遊泳を禁止としました。遊泳再開は14日以降となります。台風5号では、ビーチの中ほどに設置した監視台を超えるほどの高波に見舞われたということです。

白浜ビーチパーク運営組合 佐藤富士夫組合長:
「盆休みで帰省している人は楽しみにしている。きょうは安全を期して清掃活動に専念することに切り替えた」

一方、仙台市若林区の深沼海水浴場は、台風5号の影響で8月10日から12日まで閉鎖となりました。

小笠原悠記者:
「台風の影響で遊泳エリアを囲うロープが流されたため、朝からライフセーバーの人たちが元に戻す作業をしていますが波が高く難航しているようです」

13日も波が高く午前10時半まで遊泳が禁止されましたが、現在は遊泳できるということです。

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