金融機関の職員になりすまし、他人のキャッシュカードをだまし取った大分県中津市内に住む兄弟が再逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、中津市大貞の無職の29歳の男と、中津市大悟法に住む、無職の26歳の弟です。

警察によりますと、2人は共謀して、7月16日の午後2時55分頃、別府市内の70代の女性に電話をかけて、「キャッシュカードが古いので新しいものに切り替える必要がある。訪問する金融機関の職員に古いカードを渡してほしい」などと嘘を言い、話を信じた女性からキャッシュカードをだまし取った疑いです。

2人はこのキャッシュカードを使い、7月16日の午後3時過ぎ、現金100万円を引き出した窃盗の疑いで7月22日に逮捕され、今回の詐欺容疑の裏付けがとれたため、警察は2人を12日の午後1時過ぎ、逮捕しました。

事件の発覚は、女性が親族に話をしたところ詐欺を指摘され、16日の午後4時59分、110番通報して被害にあったことが分かりました。

警察は共犯者がいる可能性があるとみて、余罪などを調べています。

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