台風5号は宮城県気仙沼市の南東約100キロにあって、1時間に10キロの速度で西北西に進んでいます。台風は12日朝から昼前にかけて上陸し、東北地方を横断する見込みで、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や反乱に厳重な警戒が必要です。

午前5時までの24時間に岩手県内に降った雨の量は、久慈市下戸鎖で347.5ミリ、大槌で193.5ミリ、岩泉で187ミリと、既に平年の8月1か月分の雨量を超えています。これまでの雨で宮古市の津軽石川・新町、山田町の関口川、岩泉町の小本川・赤鹿で氾濫危険水位を超えています。現在、久慈市と岩泉町に土砂災害警戒情報、久慈市、野田村、普代村、田野畑村、岩泉町、宮古市、山田町、大槌町の全域と陸戦高田市の一部に避難指示が出されています。

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