厳しい暑さの中、東京・渋谷を行き交う人たち=東京都渋谷区で(佐藤哲紀撮影)

 関東地方は11日、晴れて強い日差しが降り注ぎ、内陸部を中心に気温が38度を超す猛烈な暑さとなった。埼玉県熊谷市では、高知県四万十市江川崎(しまんとし えかわさき)と並び全国でこの日最も高い38.8度を観測し、今年27回目の猛暑日(最高気温35度以上)となった。熊谷市でこれまで猛暑日が最も多かったのは昨年の計45回。  各地の最高気温は、栃木県佐野市で38.7度、群馬県桐生市で38.5度、茨城県筑西市で38.2度、千葉県横芝光町で37.6度、東京都青梅市で37.3度、横浜市で35.5度など。  東京都心(千代田区)も35.9度と平年を4度余り上回り、今年16回目の猛暑日を記録した。  気象庁によると、関東は今週、雲が広がりやすいが、気温は高い状態が続く見込みだ。(宇佐見昭彦) 

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。