大分市内の高齢者施設で朝食の煮豆が原因の黄色ブドウ球菌による集団食中毒が発生し、1人が入院していたことがわかりました。

大分市保健所によりますと今月6日、大分市内の医療機関から高齢者施設の入所者が嘔吐や下痢を発症していると届け出がありました。保健所が調査した結果、施設で当日の朝提供された煮豆を食べた33人のうち、66歳から94歳までの17人が体調不良を訴えていたことがわかりました。このうち1人が入院しましたが、すでに退院していて全員快方に向かっているということです。

患者の便や保存食から黄色ブドウ球菌が検出されたことなどから大分市保健所は集団食中毒と断定し、施設に対し衛生管理や食品、厨房の温度管理、調理から提供までの時間短縮を指導しました。

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