11日、パリオリンピック™女子マラソンに出場する予定だった前田穂南選手(天満屋)が、右大腿骨の疲労骨折のため欠場することがわかりました。

日本陸上競技連盟によりますと、前田選手は7月31日の練習で右大腿部の付け根付近に張りを感じたものの、強い痛みではなかったため調整しながら本番に向けた練習を行っていました。選手村に入ってから6日にチームドクターの診断やレントゲン検査、また7日にエコー検査を受けましたが大きな所見は見つからず、調整練習を続けました。しかしその後も症状が改善されないことから9日にMRI検査をしたところ、右大腿骨の疲労骨折と診断されたということです。

日本陸上競技連盟では、チーム・コーチ・本人と話し合ったうえで、この状態でマラソンに出場することは、今後の選手生命にかかわる重大な問題であるとして欠場を判断しました。

8月2日に補欠解除をしたため、補欠選手の出場はないということです。

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