死者・行方不明者が20人に上った兵庫県佐用町の豪雨災害から8月9日で15年となり、遺族らが犠牲者を悼みました。

 2009年8月、兵庫県佐用町で起きた豪雨災害では、川が氾濫して18人が死亡したほか、2人の行方が今も分かっていません。

 発生から15年となった9日、慰霊のモニュメントでは追悼の催しが行われ、遺族や町の職員らが犠牲者を悼みました。兄とその家族のあわせて4人を亡くした井上英二さんは、次のように話します。

 (井上英二さん)「危機意識をもって生活していただきたいということを佐用町が発信して、なくならなくてもいい命がなくならないようにしていただきたい」

 佐用町の庵逧典章町長は「つらい出来事を次の世代に伝え、災害に強いまちづくりに引き続き取り組みたい」としています。

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