8日に発生した宮崎県の日向灘を震源地とする地震では、鹿児島県内でも震度5強を観測しました。
霧島市では地震後、水道水が濁る現象が起きていて、自衛隊などが給水活動をはじめています。
日向灘を震源地とするおとといの地震では、震度5強を大崎町で、震度5弱を霧島市などで観測しました。気象庁は地震を受けて「巨大地震注意」を呼びかける南海トラフ地震臨時情報を発表しました。県のまとめではこれまでに4人がけが、住宅5棟に被害が出ています。
霧島市によりますと、地震後、国分地区の一部地域で地震によって水源が被害を受け、水道水が濁る現象が起きています。
霧島市は9日から陸上自衛隊国分駐屯地などの支援を受けて、給水活動を始めました。天降川小学校では10日朝、ペットボトルなどを持参した住民が次々と訪れ、水を受け取っていました。
(水を受け取った女性)
「家の水道は茶色く濁っていたので、大変助かります」
(水を受け取った男性)
「風呂の水はきのうは特に濁っていた。地震の影響だからしょうがない」
給水活動は10日は午前9時から午後6時までで、市内5か所で行われています。気象庁は「地震への備えを再確認し、今後1週間程度は注意してほしい」としています。
霧島市内給水所一覧
▼桷志田(かくいだ)体育館
▼霧島市お祭り広場
▼国分高校
▼天降川小学校
▼霧島市役所隼人庁舎
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