出会い系アプリで知り合った女性名義のアカウントから、ネットショップ開設に関する投資話を持ちかけられ、山口県宇部市の男性(40代)が、現金約1000万円をだまし取られたことが22日、分かりました。
警察によると今年3月上旬、男性が登録する出会い系アプリに、女性名義のアカウントから「別のSNSのアカウントを交換しませんか」とメッセージがありました。男性はアカウントを交換し、別のSNSでやりとりをしていたところ「ネットショップを始めてみないか」と勧誘され「運営には資金が必要」と投資話を持ちかけられました。話を信じた男性は、指定されたインターネット銀行の口座に8回にわたり、現金合わせて1069万円を振り込み、だまし取られたということです。
男性は金を振り込んだあと不審に思い、警察に相談して被害が発覚しました。男性はSNSでやりとりをするなかで、恋愛感情や親近感を抱いていたということです。
警察はSNSで金を要求するのは詐欺の手口で、支払う前に家族や知人に相談するよう呼びかけています。
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