8日、宮城県川崎町で警察車両に乗用車をぶつけ警察官の職務を妨害したとしてカンボジア国籍の男が逮捕された事件で、警察は9日、車に乗っていたとみられる男2人を新たに逮捕しました。
男らはメガソーラー発電所を狙った窃盗グループのメンバーとみられています。

出入国管理法違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、いずれもカンボジア国籍で住所・職業不詳のリムボル容疑者(30)とナウクゥン容疑者(33)です。
リム容疑者は、在留期間が過ぎたのにも関わらず日本に滞在していた不法残留の疑いで、ナウ容疑者は、旅券等不携帯の疑いが持たれています。

警察によりますと2人は8日未明、宮城県川崎町のメガソーラー発電所付近の路上で「不審者がいる」との通報を受け駆け付けた警察車両に乗用車をぶつけ、警察官の職務を妨害したとして逮捕されたカンボジア国籍の男が運転する車に、同乗していたとみられています。

2人は現場から逃走していましたが9日午前、川崎町内で発見され逮捕されました。
2人は出入国管理法違反の容疑について「日本で金を稼ぎたかった」などと容疑を認めているということです。
警察は2人がメガソーラー発電所にある銅線を狙った窃盗グループの一員とみて、捜査を進める方針です。

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