無免許で軽乗用車を運転中に対向車と衝突する事故を起こし、そのまま逃走したとして、警察は9日、少年(17)を逮捕しました。
無免許過失運転傷害と道路交通法違反(救護措置義務違反、危険防止措置義務違反、事故不申告)の疑いで逮捕されたのは、広島県福山市に住む会社員の少年です。
警察によりますと、少年は8日午後2時半ごろ、無免許で軽乗用車を運転し福山市曙町の交差点を直進していたところ、対向から右折してきたライトバンに衝突。相手の救護など必要な措置を取らずに、軽乗用車を放置して走って逃げた疑いが持たれています。
警察の調べに対し、少年は「無免許で事故をして逃げたことに間違いない」と容疑を認めているということです。
軽乗用車は前面が壊れ、ライトバンは左側面が壊れたということです。ライトバンを運転していた男性(73)は右手に打撲などの軽傷を負いました。
事故を目撃していた人から110番通報があり、警察が捜査していたところ、少年が福山東警察署に出頭し逮捕に至ったということです。
現場は信号機のある交差点で、少年は交差点の進入時には赤信号、ライトバンは交差点の進入時には青信号だったということです。
少年が運転していた軽乗用車は他人名義だということで、警察は軽乗用車の持ち主と少年の関係性など、事件の詳しいいきさつを調べています。
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